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MUSIC 仕事中・オフに最適な音楽の紹介
あわただしい移動の時ではなく、仕事中や自宅でくつろいでいるとき、寝るときや深夜のゆったりとしたドライブなどにピッタリなサウンドを取り上げていきます。 |
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エディー・ロバーツ&フレックルズ
『ムーヴ』
ファンキージャズギタリストのエディー・ロバーツによる、女性ヴォーカリストを迎えて制作されたライトなジャズアルバム。ライトといってもノリが軽いという意味ではなく、小気味良く、気軽にいつでも聴けるジャズサウンドが堪能できる。何しろビートが非常に心地よく、輪郭のハッキリしたドラミングに絡み付くベースやサックス、そしてエディー・ロバーツのセミアコースティックギターのサウンドが乗っかり、非常に心地よいサウンドを聴かせてくれる。仕事中はもちろん、昼夜のドライブ、自宅での読書中、通勤の電車でも聴いていて気持ちよい、肩肘張らず構えずに聴けるオールマイティーかつフレンドリーなジャズアルバム。
女性シンガーの伸びる声とエディー・ロバーツのギター、バンドサウンドやアレンジを楽しめる聴き所の多いアルバムでもある。
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スティーリー・ダン
『ガウチョ』
ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーによるジャズ・ロックバンドの、大ヒット作『エイジャ』に続いて大成功をおさめたアルバム。ジャズ・ロックなどというジャンルは正確には存在しないが、他に形容しようがない。ジャズのエッセンスが一番強いが、ポップでリズミカルな要素も多分に含み、ドラムはロックのそれであり、プログレッシブな要素まで含まれている。要するにはスティーリー・ダンをジャンルに当てはめること自体が無意味であり、その必要がないように思われる。一流のミュージシャンを迎えて制作することで『エイジャ』を完成させた2人は、再び腕利きを集めてこの『ガウチョ』を作り上げた模様。この『ガウチョ』は『エイジャ』以上にスキがなく、曲や演奏はもちろん、サウンドプロダクションやアレンジの完成度たるや凄まじいものがある。これほど完成されたアルバムを他に探すことは難しい。さらにそのサウンドは難解でも何でもなく、万人にとって心地よいものであるだけでなく、口ずさめるメロディや、身体が動くビート、ミュージシャンが聴き入ってしまうテクニックがちりばめられている宝石箱のようなアルバムと言える。 |
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ザ・ユーズド
『イン・ラヴ・アンド・デス』
アメリカのヘヴィロックバンド、ザ・ユーズドの2ndアルバム。ある種の青さと激情スクリームがキッズのハートをわしづかみにした1stアルバムの大ヒットにより、当時注目された2ndアルバムは激情ヘヴィロックの趣きは大いに残しつつ、よりメロディアスに王道のロックミュージックのエッセンスを加えた非常に完成度の高いロックアルバムである。1stのやかましさが若干耳に堪えた身にとって、このアルバムはノリといい曲のクオリティといい、適度なやかましさも併せもつ聴きやすいロックサウンド。己のテンションを上げるにも効果的だし、空いた高速でのドライブなどで気持ちのよさを体感させてくれる。口ずさめるポップで覚えやすいメロディとドライブ感のあるベースとドラム、ハードながらキメの細かいギターサウンドと、1stよりもグッと叫びを抑え、高い歌唱力を見せつけるボーカルなど、万人にお勧めできる良質なロックアルバムに仕上がっている。グイグイ引っ張る前半の5曲から、芸達者な側面を見せてくれる後半の曲のバリエーションも聴きどころである。 |
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バンプ・オブ・チキン
『orbital period』
個人的に邦楽最高峰のアルバムと思っている珠玉の1枚。
詩的なものからウィットに富んだもの、メッセージやアンサーソングや聖歌のような崇高なものまでバリエーション豊かでありながら、巧みなアレンジでとっ散らかった印象はまるで感じない、紛れも無くバンプ・オブ・チキンの世界観でやりたいことを堂々とやり尽くしているこだわりと、リスナーにとっても得られるものが多い非常に完成度の高いアルバム。
サウンドもスペーシーな広がりがるものから、スピード感のあるロックサウンド、フォーキーかつブルージィなものなのど聴いていて飽きさせない。
邦楽としては珍しい心技体の詰まったとっておきの1枚。 |
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ジェフ・バックリィ
『グレース』
このアルバム1枚を遺して1997年に他界してしまったジェフ・バックリィの存命中唯一のアルバムであり、最初で最後になってしまったアルバム。
死後にリリースされたアルバムもあるが、ジェフ・バックリィというとこの『グレース』しかないと言っても過言ではない。ティム・バックリィという偉大な父を持ちながらも色眼鏡で観られることを拒絶し、自分の力だけでレコードディールを勝ち取ったジェフも、自分の中に眠るルーツまでは拒絶できなかったことをインタビューで語っている。「奇跡の声」と言われるほど圧倒的な歌唱力を誇り、聴いている人を金縛りにしてしまいそうなその常人離れした歌声を聴くたびに、1枚のアルバムで居なくなってしまったことが悔やんでも悔やみきれない。死後にリリースされたダブルアルバムも持っているけど、これはジェフ個人が納得しておらず、録り直す予定だったアルバムだと言われている。それが証拠にこの『グレース』とのクオリティの差を感じてしまうからこそ、余計に哀しくなってしまう。
カート・コバーン、エリオット・スミス、そしてこのジェフ・バックリィといい、やや陰のある孤高のシンガーはみんなあの世に行ってしまう。歌を遺してくれただけでも感謝すべきなんだろうけど、彼らが未来にリリースしたであろう曲たちも永遠に葬られたことが残念でならない。 |
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